BMWグランツアラー廃止か?実は激レアモデルになっている?

実は貴重な4WDディーゼル7人乗り

自動車メーカーのホームページと販売の現場との実際と、もろもろ事情があってラインナップが変更になるのはよくあるハナシ。ネットには載ってても実際は売ってないとかね。

特に輸入車だと、本国での発表・販売スケジュールで日本導入まで時差があることもあり、グレードの変更なども頻繁に行われることもあります。特別仕様車しかラインナップにないとかもあったりとか。

逆に日本メーカーだと現行のラインナップのはずなのに、オーダーストップであったりと、モデル末期・モデルチェンジ直前ってけっこう知らずに買いに行く人からすると謎の状況だったりすることもあります。

今回はBMWの2シリーズ・アクティブツアラー/グランツアラーについての情報をブログで解説していきたいと思います。

ホームページでの2シリーズの扱い…

まず、アクティブツアラーもグランツアラーも今はラインナップが激減。ホームページにはそれぞれ各3種しかない。

アクティブツアラー 3グレード
グランツアラー 3グレード

218i はガソリンの1.5リッターターボ、218dは2リッターターボディーゼル。数字の後の i と d とに注目です。2の後の18であっても排気量とは結び付いていません。

ラグジュアリーはレザーシート標準で17インチのアルミを備える旧来からの人気グレードで、2021年に一本化されました。デビュー当時にはMsports(エムスポーツ)ももちろんあり、内外装の仕立てのスポーティさのバランスが良かったのですが、モデル末期という事もあり無くなってしまっているようです。確かMスポーツだけシートサイズが大きくゆったりしていたとも。

歴史を振り返ると2シリーズのツアラー兄弟は、FFのマルチパーパスな車として2014年にアクティブツアラー、2015年にアクティブツアラーのロング版で7人乗りのグランツアラーが登場しています。各モデルに4WD(BMW的にはX-drive)が設定され、特にグランツアラーのディーゼル×4WD×7人乗り、という中々にレアなモデルで、一定の評価と人気を得ているモデルです。出た当時は400万以下でのラインナップも多かったのですが、2018年頃のマイナーチェンジなどでラインナップ整理と共に価格上昇、今では各車種3グレードしかないところまで来てしまっています。

7人乗りと荷室で上位車種超え

実用面では7人乗りは厳しくとも、3列目を倒した時の荷室スペースは600Lを超え、X1の505L、X3の550Lを超えており、2列目の足元空間も頭上空間もX3を超える快適性を備え、ヒエラルキーを覆すポテンシャルを持っています。

ディーゼルの実燃費も高く、カタログで20㎞/L前後、街乗り燃費でも14~16㎞/L、高速巡行ではカタログ燃費越えも果たします。トゥーランやGLBを圧倒しつつ、流れるようなボディラインと、SUVほど重くもない車体で、X1やX3よりも軽快に走ると言っても良いでしょう。

ただ、BMWでFFという事もあり、昔ながらのFR信奉のBMWファンや、その他輸入車嫌いの方から標的にされやすいこともあって、かなりアンチがいるモデルだったりします。

ただ、アンチが多いと言っても、他に変わる車がないディーゼル7人乗り4WDという激レアな車種で、500万円前後で指名買いが多かったり、雪国での輸入車愛好家に選ばれるなど、堅実な販売で推移していたとも言います。

なにげに中古での流通も多く、そして回転も速いようで、秋冬に4WDのディーゼルグランツアラーの出物があってもすぐに売れるなどするようです。

中古で安いのも魅力

BMWと言うラグジュアリーでスポーティなブランドを中古なら比較的安価に、新車で500万円前後でも、3年落ちで300万円前後で探せることもあり、FFモデルも中古市場では人気があったりします。

2018年前後で見た目はあまり変わってなくてもマイナーチェンジしているので、同年式でも相場がガクっと変わっている時はマイナーチェンジの前かどうか要チェックです。

一代で消滅するけども7人乗りは残りそう

さて、ここまでモデルラインナップが減少していると、モデル末期と言うのは見え見え。

特に、グランツアラーに関しては惜しむ声もあるようですが、1代で消滅する予定だそうです。

ただ、比較的安価な7人乗りモデルは需要があり、アクティブツアラーの中の7人乗りグレードとしては残るようでもあります。

一部ではX1のモデルチェンジでロングバージョンの7人乗りが追加され、そちらにモデル統合という噂もあります。

・・・アレ、この流れ、最近どこかで聞いたような・・?

そう、ワーゲンのティグアン、ゴルフトゥーラン7人乗り、ティグアンオールスペース7人乗り、というワーゲンのモデルの統廃合と同じ流れですね。

コンパクトSUVに7人乗りが人気と言うかトレンドって感じでしょうか。

グローバルでは中国を筆頭としたアジアにロングボディの7人乗りの需要があるようで、メルセデスベンツのGLBが先行しています。

最終型の2シリーズのアクティブツアラー/グランツアラーについては、2022年までは販売するようではあります。最終型のメリットは装備が充実しつつ、トラブルが発生しにくと言う、各制御の熟成があるものと思います。そして値引きが効く(笑)交渉のタイミングによるかもしれませんが、在庫車に関してはけっこう行けるかも。興味があれば各ディーラーに問い合わせてみましょう。

タイヤの進化もあるのかもしれませんが、乗り心地に関しては、初期型よりもかなりマイルドになっているとも言います。

FFアンチがいたりはするけども…

注意点としては3年程度で乗り換えようと考えているとしたら、廃番になって値落ちして下取りが下がり、次の車を購入するときの足しにするには難かしそう、と言うのがあります。

何度も言いますが、4WDでディーゼル7人乗りで比較的安価(500万円しますけども・・・)な車と言うのが貴重で、ハマる人にはハマりますが、いかんせんネット上の口コミが良くないので躊躇する人もいるかもしれません。ただ、あくまで熱烈なBMWファンは認めたくないパッケージングと言うのと、それに便乗した若干の妬みの混じったネット民の呟きと思い、自分の直感を信じて決断するクルマかもしれません。

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