残価設定ってなに?注意点は?

ちまたで話題のカーローンのひとつ、残価設定自動車ローン。残価設定クレジットとも言い、通称残クレと言ったりします。2000年代初頭から仕組み自体はあったものの、普及に至ったのは2010年代。今ではこの残価設定ローンは一般的になり、なんと住宅ローンでも残価設定ローンの仕組みを使ったものが2021年からスタートするとか。時代の変化を感じますね。当初は批判的な意見も飛び交うでしょうが、いずれ車の残価設定ローンと同じように一定の支持を得ることになるかと思われます。


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まさかの住宅ローンも残価設定に??

残価設定ローンと言うのは、車両本体価格の一部をあらかじめ残価(=3年後や5年後の予想下取り価格と言う残存価格):最後の1回で支払う額として据え置き、残りの金額をローン(月賦)で支払う物です。人気のある車種=中古で買い取っても売れることが見込める車種では3年後に50%超え、5年後に35%超えという設定があり、据え置く分の金額分、毎月の支払いが一般的な均等払いのカーローンより数万円単位でお安くなりますね。

月々の支払額は低くなる

一般的になった背景には、車の故障やトラブルが減り耐用年数が伸び中古の価値が高まったという面と、改造車などのチューニングブームが去りノーマルで乗る人が増えた(スポーティな高価格帯の車でもノーマルでの完成度も非常に高くなった)残価設定ローンの方が金利が低いキャンペーン?がほぼ一般化したなど、複合的な側面があります。残価設定であれば1クラス上の車を候補に挙げることが出来、どうせ乗るならイイ車を、との需要にも応えることになっているとも。

カーローン明細

上記サンプルは最終回が200万程度の支払いになります。

会員手数料と言うのは利子のことで、毎月の支払いの1割強程度は分割手数料ですね。コレは、利息が残価の据え置き分にもしっかりかかってくるので、月々の支払いは低くても、利息は実はかかっておるよ、と言う事が読み取れます。

最終回の200万円の清算に関しては

  • 200万円で引き取ってもらう(再査定や走行距離・車両ダメージなどで補正有)
  • 200万円で再ローン (金利変更・期間に制限がある場合も)
  • 引き取りプラスアルファの提示で次の車へ乗り替え=買い替え

おおよそこの3択でしょう。

最終回の支払い分が据え置き=残価

おおよそ最終支払いの6カ月~3カ月前に連絡が来て、最終回の支払いどうしますか?となります。

なぜそれくらいの期間なのか? それは次の車の購入を検討させ、交渉や決断をするための期間とするからです。

メーカーやディーラーによるでしょうが、買取により仕入れた車は、ワンオーナーの認定中古車として再販売されることになります。

自社で販売した車であれば整備・故障などのトラブルの履歴などはバッチリ、基本的に改造などもされていない状態が前提のため、売りやすい状態になります。

親切なディーラーであれば、市場価格などの人気などを反映して高く引き取ってくれます。250万で引き取るとかですね。

悪どい場合は、ダメージなどを細かく指摘して減額減額に追い込みます。残価設定でトラブルになるのは、ほぼこの最終回の査定額が原因だったりします。営業マンが下取り150万にしかならんスねーと言いつつ、もしうちで買い換えるなら200万で買い取って、次の車でガツンと引きますよ!と一発50万の値引きとかしたりします。カモられないように、他の買取サービスでの査定額など知っておくのが大事ですね。

再ローンの注意点としては、金利が高くなるというパターンや、支払い期間が指定される(3年以内とか、元のローンと通算7~10年以内とか)など、あります。再ローン額が高くなる傾向にありますので、だったら次に乗り換えるか…となる人もいて、まんまと残価沼にハマって行きます…

再ローンの対策として、金融機関系のオートローンの借り換えプランを検討するというのもあります。過去に支払いの遅延が無ければ、かつての自動車ローンをポジティブに評価して(3年間滞納なしで毎月4万払ってたと+に)審査に通りやすく金利が下がることも多いとか。

上記記事の信金やろうきんなどのカーローンの部分を参照頂ければ

買い替えの促しとしては、最終回の支払いの残債を精算しつつ、次の車の頭金くらいになるようディーラーがガンバる傾向にあります。残価設定の精算に伴う特別値引きや、下取りアップ枠などがあることも。4年目の査定より5年ギリの査定の方が高いと言う事もあるらしいwww(市場相場の変動が要因の場合もなくもありませんが)

追加で○○万円入れて頂ければ、同支払い条件で新型車に!となります。

同ブランドの新型か、もしくは同等のクラスの車での乗り換えがマッチすれば悪くない条件の時もあります。アルファードからアルファードと言うのもパターンとして良くあったりしますね。ただ、ローンの支払いは続くし、借入額は大きなままという認識は忘れてはいけないところですね。

なんにせよ、自分の車の精算する時期にどの程度の市場価格や相場なのかは把握しておいた方が交渉面では有利です。

インターネット一括査定買取サービスなどで買取価格の相場を調べたり、中古車サイトでいくら位で売られているのかを知るのも大事かもしれませんね。

最終回の支払い精算が特徴的な残価設定ローンですが、その最後の精算についての知識を付けていけば、特別不安視するローンプランではないことが分かりますね。

メリットをまとめると

金利が安いケースが多く月々の支払いが低い

デメリットは

最後の精算に不安が残る

と言った所。

その不安を和らげて、より良いカーライフを過ごせると良いですね。

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まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。

タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)

良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!

買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。

販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。

愛車無料査定も『カーセンサーNet』

逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。

納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。

一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。

メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。

「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ

買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。

そこで

「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。

過去の一発競りでの事例はコチラ


この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。

オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。

一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。

そういう方には新たな選択肢が増えてきています。

査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。

このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。

その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。

しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】

ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)

ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね

ナビクル車査定

ぜひネット一括査定を利用して最高額で愛車を売却、次のクルマとの快適なカーライフを!

一発入札&競りオークションの事例はコチラ