新型2008日本向けジャストSUV?試乗インプレ①(2021)
コンパクトSUVは今や激戦区で、価格帯的にも高くなくて台数を見込めるカテゴリーです。いわゆる普通のハッチバックの販売が鈍化した分、人気のSUVというのが追い風的に売れています。
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プジョーもSUVは3台ほどラインナップしていて、価格帯がドイツ系のブランドよりも高くないこともあって、注目を集めています。初代2008は265万円~と中々に攻めた安さでした。2代目になって廉価グレードのアリュールでは302万円と安全装備の標準化と共に若干上がってしまった。300万円切ったらインパクト最高だったろうに。
2代目になって、特に見た目にダイナミックに進化したSUV2008GTライン(上位グレード)に試乗してきたので、ブログにまとめていきます。
ちなみに、いわゆるカタログやウェブなどでよく見かける凛々しくも鋭いヘッドライトはほとんどがGTラインの画像で、廉価版のアリュールは牙のようなラインはありますが、目元は少しソフトになっています。
イメージリーダーはGTラインというグレードで、グリルも縦ラインか横ラインかが違ったりするなど、ちょいちょい相違点があります。
プジョー2008のスリーサイズは全長4305mm×全幅1770mm×全高1550mmで、主力の2008 GTで341万円~でオプション多少載せて370万円前後でしょうか。
サイドの彫刻のような彫り、デザインは中々に個性的で攻めています。
アウディQ2あたりも登場時はポリゴン的だとかデジタル的なデザインと言われたものですが、それに続くX2や2008のような個性的なエクステリアの車種が増えるのは面白いものです。Q2は全長 (mm)4,200・全幅 (mm)1,795・全高 (mm)1,530と近いサイズ感ですが、400万円~とワーゲンのT-ROCの兄弟車でありながらかなり高価です。X2は500万円前後と、もはや別クラスなので比較対象外ですね。
輸入車における最大のライバルはワーゲンのT-CROSS全長4115mm・全幅1760mm・全高1580㎜の1.5リッターガソリンターボモデル。値引きやオプションの精査で多少は安く抑えられるかもしれませんが、350万円前後のイメージです。
なにかと話題を集めるヴェゼルのサイズは全長4330mm・全幅1790mm・全高1590mm 1.5ガソリンターボなしの廉価モデルで227万円~の価格設定ですが、1.5リッターにハイブリッド追加にナビなど装着で350万円くらいのグレードが売れ筋でしょうか。
サイズ感も価格帯も比較的近いモデルを並べてみましたが、この中で注目するとしたら、2008の全高が1550㎜に返り咲いたという所。旧型は2016年の年次改良でオートマが進化したのに全高が1570㎜になり、駐車場事情的にNGになった人もいたと聞きます。
この1550㎜以下が、マンションや都心部の機械式立体駐車場の許容する全高の制限にパスする貴重なサイズ感だったりします。全幅が1770㎜というのも他と比べれば微妙に小さいというのがポイントで、運転しやすさと取り回しの良さがアピールポイント。
ハッチバックの208と比較検討に上がる絶妙なサイズ感で、奥さまや子供へのセカンドカー需要を取りこぼさない中々の仕上がり。旧型2008の初期型はオートマがシングルクラッチで乗り心地的に前後に揺すられ女性ウケがイマイチと言われていたりしました。
さてさて、要するに、2020年のモデルチェンジでコンパクト輸入SUVで日本にフィットするモデルの筆頭に躍り出るかも?ってことです。
1.2リッター直列3気筒ターボエンジンは最高出力130ps・最大トルク230Nm、トヨタと共通とも言われるアイシン製の8速ATでFFです。燃費は待ち乗り10~12㎞/L、高速走ると20㎞/L前後走り、ハイオクではありますが、そこそこ走ります。
走行モードの切り替えはアリュールでもGTラインでも出来て、GTラインはいくつかのドライブモードが追加になります。
4WDの設定はなし、疑似4WD的なグリップ制御をすると謳うグリップコントロールはGTラインのみに設定。しかし、この車のキャラクター的にその機能を頻繁に使うとも考えにくい装備です。
走りに関しては、EVモデルのe-2008と共通のプラットフォームで、足回りのストロークや荷重へのキャパが大きいらしく、乗り心地が良い。
アクセルやブレーキペダルは軽めですが、極端な挙動もなく滑らかに操作しやすいです。
街中を流す速度での遮音性は非常に高く、車内の密閉性が高い感じがします。
ロードノイズや風切り音など、決して無音ではないし、クラス相応にノイズはありますが、響き方や音の届き方がマイルドな印象です。
高速道路を走ったり、荒れた路面を走るとノイズは高まり、やはりクラス相応ではありますが、50~60㎞/hくらいの速度での静寂が訪れるスイートスポットのようなものがある、みたいな感じです。
歴々プジョーのモデルは小排気量のモデルが多いので、加速の時に一つのギヤで回転を引っ張る傾向にある、と言うのがありますが、新型2008の試乗ではそうでもないな、と思いました。ローカナイズされて改善されてきたようにも感じます。
ただ、エンジンは低回転域や負荷がかかったところで3気筒なりのゴロゴロとした回転感覚を伝えるし、アイシン製のオートマの割に低いギヤ:1~3速くらいまでのシフトチェンジでショックを伝えるし、フランス車のクセのようなものはあります。
おそらくほぼ同じアイシンの8速ATはボルボなどにも供給されているものと共通かと思われますが、ボルボの方がスムーズ(笑)多分、パワーユニットとの相性と、シフトタイミングなどの制御面での差なのかな?と思います。
ただまぁ、全般的にはかなりスムーズでパワフルだし、速度に乗ると滑るように走ります。乗り心地もライバルたちより良い、かな。ワーゲンよりかは揺すられないし、新型ヴェゼルのようなマイルドさも感じ、いわゆる国産車からの乗り換えでも違和感は感じにくく完成度を高めてきた、と言う感じです。
インテリアデザインにも見どころがありますが、ナビとかドラレコのディーラーオプションの扱いが微妙なんですよね・・・
さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。
タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)
良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!
買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。
販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。
愛車無料査定も『カーセンサーNet』逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。
納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。
ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。
一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。
メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。
「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ。
買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。
そこで
「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。
過去の一発競りでの事例はコチラ
この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。
一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。
そういう方には新たな選択肢が増えてきています。
査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。
このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。
その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。
しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)
ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね
ナビクル車査定ぜひネット一括査定を利用して最高額で愛車を売却、次のクルマとの快適なカーライフを!
一発入札&競りオークションの事例はコチラ