ジャガーEペース試乗 日本を走るにはやや大きい

ジャガーのSUVはデカい。それは兄弟車たるレンジローバーイヴォークとほぼ同じ幅が1900㎜と言うのがあります。


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ジャガーE-paceのスリーサイズは 全長 4,410 mm x 全幅 1,900 mm x 全高 1,650 mm となっていて、やはり特筆すべきは全幅ですね。

デザインも車幅を活かしたフェンダーの盛り上がりがあり、安定感はあります。

ただ、フロント周りやヘッドライト周りはワイドさが活かされておらず、どちらかと言うとファニーフェイスでカエル顔な気もします。

なんとかコンパクトSUVにしようと全長を抑えたら、寸詰まり感も出てしまっているように思います。Fペースのような伸びやかさはないかな?ところどころの曲線に美しさはありますが、全体としてはアンバランスに感じる人もいそうです。

ワールドプレミアで公開された時も、縦横比シュリンクしている?とかズングリムックリしてないか?との声もあったような。

デザインはかなり好みによるところも多いのですが、同じプラットフォームを採用する兄弟車のイヴォークが直線基調でシャープでエッジが効いたデザインと、フリーランダーからの改名でヒットしたのに対して、Eペースは曲線美とグラマラスなテイストを狙い、しかし、すこし外しているかなと。Fペースの方がより優雅で抑揚が効いてて美しいように思います。シャープなヘッドライトが全体を引き締めているのかな。

F-PACEは幅1935㎜

ライバルをどの車に据えるか、によりますが、一番近いサイズは兄弟社のイヴォークで、全長×全幅×全高:4380×1905×1650mm、次点でボルボのXC40=全長 4,425 mm x 全幅 1,875 mm x 全高 1,660 mmでしょうか。

イヴォークも一応ランドローバーのコンパクトSUVという扱い

正直日本でコンパクトSUVとして売り出すには大きすぎます。富裕層が奥様に買ってあげる小さい車、にしてはでかいでしょう。

ジャガー的にはコンパクトSUVと謳っている中で、ライバルとされるGLA:幅1835㎜やX1:幅1820㎜と比べても幅広なのがわかります。

さて、ジャガーにしては500万以下という安い価格設定から始まるEペースですが、装備を普通に整えていくと、600万円くらいからが実質のスタートのようになっています。好きにサイトのコンフィグレーターでいじれますが、好き勝手理想を追うと価格的には700万位は行くでしょう。500万以下に釣られた・・とそっとサイトを閉じるでしょう。ちなみに吊るしで装備充実のGLAやX1なら500~600万円で好みのスタイルを選べる選択肢が多いでしょう。

ボディの抑揚の強さに対して、最安グレードの貧弱な17インチアルミホイールは似合わず、19インチくらいは欲しくなります。ちなみに最大で21インチまでは純正オプションがあります。

エンジンは200馬力・250馬力のガソリンと、204馬力のディーゼルが選ぶことが出来ます。どれも2リッターターボのモジュラーエンジン、特性やチューニング、予算で選ぶ感じです。初期にあった300馬力使用はラインナップから落ちて、P200/P250/D200のエンジンに、ノーマル・Rダイナミックの外装の子のみで枝分かれし、内装でノーマル・S・SE・HSEにグレード分けしているようなイメージのグレード展開。更にはオプションが細かく設定されていて、チョイスが楽しい反面、分かり難い面もあります。

個人的にはディーゼルが好きで期待して試乗したんですが、E-paceに関してはわりとガソリンを推しておこうかな。車のキャラクター的に、と言うのもありますが、ディーゼルが割と騒がしいので、ガソリンを推しておこうかなと。力感においてもディーゼルであれば、トルクの強さがウリのはずなんですが、正直そこまでスペックほどのパワーを感じず、むしろ他のメーカーのディーゼルよりも出足が悪いのでは?と感じることもあります。

比較的重い車体をややハイパワーにチューニングしたガソリンとディーゼル、4WDということもあってか、燃費もイマイチ。BMWのX1にもX3にも遠く及ばない燃費性能なような気がします。

シュンシュン回るガソリンの方がディーゼルよりも軽やかな音だろうし、スポーティに走るならP250当りが良いかもしれません。

美点としては、乗り心地とハンドリングのバランスの良さと言うのがあり、BMWほど硬くなく、それでいてコーナリングはメルセデスより機敏で直進安定性も悪くない。ランドローバーイヴォークとの棲み分けでスポーティに振っているのだけれども、足さばきの落としどころは絶妙かもしれません。

インテリアに関してはどこがどうジャガーらしいのか、あまりPRすると事が無い感じです。ダッシュボード部分のレザーパネルは黒ではなく少し華やかな色を添えた方が似合いそうです。ちなみにナビは視認性の評判が白飛びしやすくイマイチ、シルバーの加飾部分は無駄にギラギラ反射してまぶしい、と良い見どころが薄いのですのよね。

ジャガーEペイスのシフト周り
新型ホンダヴェゼルのシフト

シフト周りのデザインは新型ホンダヴェゼルにパクられたような気がしなくもないですね。

室内空間や荷室については、外観よりも中の方が少し広く感じるくらいはあります。リアシートも十分使い物になるので、イヴォークよりも快適性や荷室容量にパラメーター配分しているかもしれません。

ジャガーが醸し出す色気を感じにくく、そして日本で走るには道を選びそうなワイドボディ。

正直ジャガーやランドローバーは故障も多いと聞きます。信頼性は日本製やドイツ製に劣るという事も踏まえて、チョイスとしては他ブランドとしっかり比較してからにしましょ、と言っておきたい。

オプション細切れでオーダーメイド風ゆえに納期は長めで3~6カ月程度。5カ月くらいと言うのが多いらしい。

値引きに関してはかなり渋く、端数の数万程度が多いと聞きます。ただ、在庫車などでMY=モデルイヤーの変わり目などは35万程度は行けることもあるようです。特に例年何月とかは決まって内容で、ラインナップやグレード変更、装備や設定の見直しで切り替わるタイミングが値引きの狙い目でしょう。

故障のリスクは上がりますが、値落ち幅の大きい中古もねらい目かもしれません。サイズが許容できるなら、F-PACEなども登場から5年経ち中古で出回っているので、ジャガーの中に兄貴分の車を味わってみるのも良いでしょう。

ジャガーは人とかぶらない、と言う個性が強いクルマが好きって方へも良いかもしれません。

試乗記レンジローバーイヴォーク これがランドローバーが考えるコンパクトカーなのね・・・

でかい…ジャガーF-PACE 試乗インプレ①

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さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

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