日産新型e-POWERの4WDミニバン発表!セレナに追加でノア・ヴォクシー売れない隙に攻めれるか
4WDモデル「e-4ORCE」
2024年10月、日産セレナに追加モデル、e-POWERユニットに4WDの組み合わせた「e-4ORCE」を追加設定しました。
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e-4ORCEはイーパワーにリアモーターを追加した4WDで左右のブレーキを統合制御し4輪のトラクションを最適化する、電動駆動4輪制御技術の名称です。
2年遅れでネーミング勝負
日産セレナは2022年末に発表・フルモデルチェンジをした際にはガソリンモデルにしか4WDが設定されていたものの、イーパワーでは4WDの組み合わせはありませんでした。約一年遅れでの設定となります。
日産アリア、日産エクストレイルの4WDはe-4ORCEという名称で設定されていて、
まぁ、他のメーカーでも採用があるトルクベクタリング的なものを前後2基のモーターと合わせて制御するものをカッコよくネーミングしている日産お得意の手法です。
セレナE-Fourってよりもe-4ORCEの方が良さげです。
モーターパワーと最低地上高
フロントモーター最高出力163PS、最大トルク350N・m
リアモーターは最高出力82PS、最大トルク195N・m
最低地上高がFF車の135mmから150mmにアップしております。
ノア・ヴォクシーの地上高よりもちょっと高い。
「STANDARD」「SPORT」「ECO」に「SNOW」という走行モードを追加しており、雪道走行の発進時のトルクコントルールなどが向上しているとのこと。
前後モーターでトルク制御を行い、前のめりになる不快な揺れを抑制するなど4輪のトラクションと車体制御で古いシャーシでも頑張っている感じです。
e-4ORCEの燃費
e-4ORCE ハイウェイスターV 16.1 km/L
e-4ORCE XV 16.2 km/L
e-4ORCE X 17.0 km/L
セレナのイーパワーの4WDではバッテリー容量とモーターパワーでの電力浪費でのバランスでか燃費はノア・ヴォクシーの後塵を拝することになります。
ノア・ヴォクシーのハイブリッドE-Fourの燃費は22.0km/L ですので、結構さがありますね。
イーフォースの価格
セレナe-4ORCEのラインナップと価格は以下のとおりとなり、売れ筋のハイウェイスターで400万円オーバー。ナビは別途オプションとなるため、ライバルと想定されるトヨタノア・ヴォクシーのHEV:ハイブリッドE-Fourよりもかなり割高な価格設定になります。
- e-4ORCE X:361万4600円
- e-4ORCE XV:391万4900円
- e-4ORCE ハイウェイスターV:408万8700円
ノア・ヴォクシーは2024年時点ではKintoでしかオーダー不可となっているグレードなどもあります。
ハイブリッドのE-Fourで308万〜で354万円・389万円とグレードによて価格が上がるのは同様。ノア・ヴォクシーはナビが標準で備わるため、トヨタのコスパは高い。
2025年にはノア・ヴォクシーは改良と値上げがあるので、圧倒的なコスパというわけでもなくなってアドバンテージも薄れるでしょうし、しばらくは普通に購入できない状態が続くので、鬼の居ぬ間になんとやら。意外と冬季に売れるかもしれないですね。
まとめ
燃費ではノア・ヴォクシーには及ばないし、ナビは別で価格もセレナの方が高い。シャシー性能も世代の新しいノア・ヴォクシーに対してセレナは古いので、走りの質感面でも劣るところも多いとは思います。
ただ、イーパワーは擬似的にEV的な走りを実現しているハイブリッドカーでもあるわけで、そこはある意味唯一無二のセレナの魅力でもあります。加速も減速もモーターを介したシームレスな走行フィールにツインモーターの姿勢制御は運転していて楽しいものです。
2024年にノートオーラニスモ、セレナにe-POWER4WDを追加したのも出し惜しみしていたものをようやくって感じもある。これがある意味本命であるし、日産の全力というところもあるので、吟味してチェックしてみましょう。
試乗して、ライバルと比較して善き車選びを!
さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
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タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)
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納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。
ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。
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そこで
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過去の一発競りでの事例はコチラ
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